慢性腰痛の方こそ「書を捨てよ、町へ出よう 」の気持ちが大切

みなさん、こんにちは。奥野ゆうです。
ご存知の方も多いと思いますが、タイトルの「書を捨てよ、町へ出よう」は寺山修司さんのエッセイ集のタイトルです。本の内容も面白いのですが、僕はこのタイトルが好きなのです。もう無条件にワクワクします。
僕は今、旅からの帰途の途中です。旅行っていいですね。まさに「非日常」。サッカー観戦のために来たのですが 、昨夜はサッカー観戦を通じて知り合った方と飲みに行き、地元の方ならではのお店で色々な話を聞かせてもらい楽しい時間を過ごしました。
聞きなれぬ方言を聞き、見慣れぬ景色を見て、東京とは違う時の流れに身をまかせる。身体と心に刺激が入りまくりました。
同じような情報ばかりではなく、違う刺激を!
慢性腰痛で困っている方に「町へ出よう!」と言っても、外出も困難なくらい症状が強い方にとってはツライ言葉かもしれません。そんな簡単に外出できるわけないだろ!という方もいらっしゃるかと思います。
安心して下さい。この「町へ出よう」はあくまでも例えです。
たしかに旅に出たり、旅までいかなくても普段行かないようなところに出かけたりすることで間違いなく日常とは違う刺激を受けることが出来ます。
しかし、外に出なくても普段とは違う刺激を受ける術は沢山あります。
痛みやシビれなど不快な症状があると、当然のことですが解決したいと思います。解決するためには原因を知りたい。原因を知るためには自分の症状に合う病名を見つけなければならない。そういう思いにかられる方は多いと思います。ネット上にある情報は膨大です。スマホやPCで検索し続けていると時間があっという間に経過している。そんな経験はないでしょうか。
そんな日を繰り返して、よく閲覧するページは慢性腰痛関連で埋まっている。そんなことはありませんか?
不安や恐怖は、脳の痛みを抑制する部分の働きを弱めてしまいます。自ら不安や恐怖を強める行動が日常になっていませんか?
調べたくなる気持ちはわかります。情報を集めることで安心したい気持ちもわかります。でも、意識して腰痛のことを考えない時間を作ってみることが大切です。
僕の場合は、ゲームでした。知識がなかったので腰痛を意識しないようにしていたわけではないのですが、結果的には役に立ちました。
好きな音楽を聴く、(音に合わせて踊ったらなお良いですね) お笑い番組を観て笑い転げる、かわいい動物の動画を観る、気持ち良い範囲で身体を動かしてみる。などなど。
それぞれ好きなものは違うので、なんでもいいんです。
難しく考えずに、続かなくてもいいし、とにかく色々やってみる。そうするといつのまにか腰痛を忘れている時間が増えているかもしれません。
ぜひ、出来る範囲でいつもとは違う刺激を増やしてみて下さい。きっと良い変化が訪れますよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。