「石灰化のある肩の痛みにも『腰痛学校』は対応できますか?」に答えます

金曜日のメールマガジンは伊藤かよこが、いただいたご質問にお答えします。
随時、質問も受け付けていますのでお待ちしております。
尚プライバシーに配慮し、質問だけを取り出しています。
Q 石灰化のある肩の痛みにも「腰痛学校」は対応できますか?
はい、できます。
石灰化がみつかったとしても、それが痛みの原因かどうかは特定できません。
痛みが出る前から「石灰化」はあり、たまたまみつかっただけかもしれません。
慢性の痛みは脳での変化を含め、さまざまな要因が合わさっています。本を読んで少しでも安心できる可能性があるのならぜひ試してみてください。
「石灰化」が痛みの原因ではない、といっているわけではありません。複合因なので、複合的にアプローチすることをおすすめします。リハビリのために通院されているとのこと、そちらは続けてくださいね。
Q テニスが大好きで、ついやり過ぎてしまうようなのですが、認知行動療法のペーシングとしては、あまり無理しない方がいいのでしょうか ?
無理はしないほうがいいです。
ただ、どの程度が無理なのか、その基準を決めるのはご自分だけです。基本はやりたいことはやってください。
Q 整形外科の先生から痛みがあっても肩を動かした方がよいと言われているのですが、これも無理しない方がいいのでしょうか?
同じく無理はしないほうがいいです。痛みを感じる手前で、動かせる範囲で動かしてみてください。せっかくリハビリに通われているので、理学療法士さんに納得がいくまで質問されるといいですよ。
Q ストレッチはした方がいいのでしょうか? 患部に意識が向いてしまうことや、怪我の予防としては運動後のストレッチは効果がないというエビデンスがあったと記憶しているので、しなくていいのかなと思っています。
どちらでもいいです。
カラダが気持ちよく感じるならしてください。どんなストレッチをするかによっても効果はかわります。自分のカラダと相談しながらいろいろと試してみてくださいね。
適切なアドバイスをするためには、詳しくお話を聞いて、見て、触ることが必要です。こんな時、近所に信頼できる身体のプロがいるといいですね。
ご質問をありがとうございました
メールの文章からわかる範囲でお答えしました。少しでもご参考になれば幸いです。
相談者さんが、安心して心穏やかに過ごせることをお祈り申し上げます