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私がおもう理想的な医療 映画『ピア~まちをつなぐもの』

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映画『ピア~まちをつなぐもの』をみました

泣きました。はい、化粧が崩れるほど。

ハーバードにも行った大学病院勤務の若き医師が、病気で倒れた父のかわりに町医者になる話。

この映画は、その中でも特に在宅医療について取り上げています。

画像や数値しかみないエリート意識の強い若き主人公の成長物語なのですが、
患者さんをとりまく医療スタッフがいいんです。

医師、看護師、ケアマネ、介護福祉士、歯科医、歯科衛生士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、薬剤師。
それぞれが自分の仕事を誇りに思っていて、
対等で仲間で、わあ、これこそがチーム医療だと思いました。

大学病院などで行われるチーム医療って、
正直、形だけのような気がしていたのですが、
その理由はこの映画を見てわかりました。

チームの中に患者さんと患者さんの家族が入っているかどうか。
そこが大事ですね。
家族がいるなら、家族を含めてこそのチーム医療です。

私が泣きすぎた理由は。

思い出したからです。

私は義理の母を自宅で看取っています。
病気が見つかった時はもう末期で、
残りの人生を大好きな息子(つまり私の夫)と孫と少しでも長くいられるように、
病院からわが家に迎えました。

その時にお世話になった、先生、ケアマネさん、介護のみなさん、
ほんとにみんないい人たちで、毎日がいい時間でした。

あれは、旅立つ日。

義母は週に2回の自宅での入浴を楽しみにしていました。
その日は、血圧が低かったので医師の許可が必要だったのです。

在宅のドクターの一言目は、
「としこさんは、どうしたいって?」

血圧の数値ではなく、母の気持ちをまず聞いてくれたんですよ。
すごいでしょ? 
在宅と病院はこんなにも違うんだ、と思った瞬間でした。

「としこさん、心配ならいつでも来るからね」
「としこさん、ちょっとしたことでも言ってね」
そうやっていつも下の名前を読んでくださったなあ、なんて思い出してもう号泣。

その日の深夜、義母は旅立ちました。
入浴したてのきれいな体で、
からだには1本のチューブもなく(貼るタイプの麻薬系鎮痛剤を使用)、
やすらかに旅立ちました。

あの時、入浴介助してくださった方も、
これが最後の入浴だとわかっていました。
そして、そんな貴重な入浴のお手伝いができることが有難いって。

ああ、もう書きながらまた泣きそうです。

医師もケアマネさんもニチイ学館さんもみんなチームだったな。

みんながこんな風に幸せに死ねたらなんて望んでしまいます。
家庭医や在宅医に増えてほしい。

最後に

エンドロールで、森田洋之先生のお写真が。
とてもいい表情で和みました。

あとね、鍼灸師もね、柔整師も、仲間に入れてほしいよなあとちょっと思いましたよ。

ぜひ見てください。
映画ピア公式サイト http://www.peer-movie.com/

わが家がお世話になった在宅医の先生
孝仁クリニック https://koujin.or.jp/

最後までお読みくださりありがとうございました!

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