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【自己効力感の低さと腰痛の関係】アドラー心理学の勇気づけとの共通点とは?

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こんにちは!
伊藤かよこです。

昨日は、「腰痛学校読書会」でした。
「腰痛学校読書会」とは、『人生を変える幸せの腰痛学校』をみんなで読む会なのですが、いつの間にか本の中で行われるグループ療法のような雰囲気になってきました。参加者の腰痛に関するさまざまな経験談は、とても興味深く、役に立ちます。おかげさまですぐに満員になるので、昨日は午前・午後の2部制で開催しました。

午前・午後の両方で、話題に上ったのが「自己効力感」です。

慢性の痛みをもつ患者さんは、「自己効力感」つまり「自分ならできる!」といったセルフイメージが低いのです。「自己効力感」が低いから「腰痛」になったわけではありませんが、「自己効力感」が低いためにストレスを抱えやすく、腰痛になったあとも医師や治療者の言葉に振り回されやすく、慢性化しやすいという側面があります。

腰痛難民だった過去の私もそうですが、「自分ではこの重症な腰痛を治せるはずがない」という思いがあり、「誰か、治してくれる人」を探していました。自分ではできないのですから、誰かを頼るしかありません。そして、多くの病院・治療院に行けば行くほど、それぞれの先生から違う説明を受け、誰を信じていいかわからずに、ますます自分が無力だと思ってしまったのです。

ここで面白いのが、この「自己効力感」は「腰痛」だけではなく、他の人生の「問題」や「困難な出来事」に対しても同じように働きます。それゆえ、「自己効力感」が低いとストレスを多く抱えてしまうのです。

その反対に、「自己効力感」を上げると、症状の治癒につながることはもちろん、人生の諸問題に対処する自信がつきます。よしやってみようと、行動にうつせるようになり、その行動が経験になり、自信が増えて行きます。

「腰痛の改善」は、「人生全体の改善」でもあるというのは、こういうわけです。

患者さんの「自己効力感」を上げるお手伝いのことを、アドラー心理学では「勇気づけ」と言います。

治療者が「勇気づけ」を学ぶと、患者さんの症状の改善だけではなく、人生の改善のお手伝いもすることができます。

次回【対話の学校】第6講の最終回では、「アドラー心理学で考える患者さんの幸せ」というタイトルで、患者さんへの「勇気づけ」をワークで学びます。

ただ症状をなくすだけではなく、患者さんを幸せにしたい治療者のみなさんはぜひいらしてくださいね。

 

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