セラピストもクライアントも依存しない、させない。慢性腰痛を作り出さないために大切なこと。

みなさん、こんにちは。奥野ゆうです。
今日は真面目に書きます。(いつも内容は真面目ですよ!(笑))
以前、接骨院などにかかる時にはクライアントが主体性をもって上手に利用してほしい。ということを書きました。
その時の記事はこちら。
この「主体性をもつ」ということは、言い換えると「依存しない」ということです。
腰痛を慢性化させないために大切なこと
クライアントがセラピストに依存しない。そのためには、知識をつけたり、自分の身体のことは自分で責任をもつ。という意識が大切です。なんだかよくわからないけれど、言われるがままに通い続けている。なんていうことは避けるために、少し勇気がいるかもしれませんが、疑問に思ったことは質問し、嫌なことはイヤだという強い気持ちが必要です。
では、クライアント側からの視点ではなく、セラピスト側はどうあるべきなのでしょうか。
セラピストに大切なのは、
「依存させない、依存しない」。
この姿勢だと思います。
依存させないセラピストは、どんな施術にしろクライアントの「卒業」を意識しています。
クライアントが自分自身で大丈夫だと思えるように自信を持たせたり、セルフケアの方法を教えたり。「もう来なくて大丈夫。」そう言ってくれるセラピストが良いセラピストだと思います。
一方、依存させるセラピストも中にはいます。前にも書いたので詳しくは書きませんが、不安や恐怖をさりげなくあおって通わせたりします。これは、依存させると同時にセラピストがクライアントに(金銭的にも精神的にも)依存していることになっています。
また、セラピスト自身が幸せでないとクライアントに自分を満たしてもらおうとしてしまうので、クライアントと良い関係を築けません。(幸せの定義は今回は置いておきます)。そのため、セラピストが自分自身のことを知っている。ということがとても大切なのです。
セラピストのカワムラタマミさんの著書『からだはみんな知っている はじめてのクラニアルセイクラル・セラピー』の中に「依存させない・依存しない・でもかかわっている」という言葉があります。
このような関係性を築けたらステキだと思います。
クライアントは、どうしても困っていたり悩んでいたりする状況もあって依存しやすくなっています。セラピスト側が、「依存させない、依存しない」という強い気持ちをもってかかわることが大切だと思います。
急にこのようなことを書きたくなったので書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。