「痛みでお困りのあなたへ…」視点を変えて痛みを理解するマジック

マジックはお好きですか?
最近、マジックを取り上げるTVの番組を多くみかけますね。
ついつい見入ってしまいます。
『人間の心理』を巧みにくすぐる仕掛けが随所に散りばめられていてイチイチ感心させられます。
「話術」と「指先のテクニック」が織りなすイリュージョンですよね。
そのマジックの“核”ともいえるのが『タネ』ですよね。
タネとはマジックの「仕掛け」のことを言いますが、テーブルサイズのものから屋外に設置された巨大なものまで多種多様です。
「タネも仕掛けもありません…」
なんて言葉がありますが、そんなわけがありません。
タネと仕掛けがなければマジックイリュージョンは成立しません。
不安を取り除くために病院へ行く
はなしは代わりますが…
こちらのブログでもずっと言ってきてますが『痛みとメンタル(心理・精神)』は非常に密接に関わっています。
痛みを不安に思うことでより痛みを強く感じてしまう…本当によくあることです。
「なんでこんなに痛むのか?」
「なにが原因で痛むのか?」
「いつまでこんなに痛むのか?」
自分ではわからず不安に思うから病院などの医療機関にいって診てもらうわけです。
『治療をしてもらう』という意味ももちろんありますが、それとは別に『不安を取り除く』ためにお医者さんにかかるということも、もちろんありますよね。
自分の胸に聴いてみましょう。
いかがですか?胸はなんと言ってますでしょうか?
病院で診てもらい不安が取り除かれ安心した瞬間に不思議と痛みが落ち着いた…
なんて経験がある方も多いのではないでしょうか?
タネも仕掛けもあってこそ
さて、ここで最初のマジックのはなしを思い出してみてください。
タネと仕掛けがあるからマジックイリュージョンが成立すると言いました。
では、どうでしょう。
もし、そのタネと仕掛けを自分が知っていたら…。
まったくイリュージョンではなくなってしまいますよね。
目の前でどんなに不思議なことが起こっても、その仕掛けがわかっているわけですから。
自分がタネを知っているマジックをわざわざ見にいく人はいませんよね。
「不思議さ」に価値があって、そこに魅力を感じるわけです。
さきほどの病気のはなしでは「不安」を解消するために病院に行く…ということでした。
この不安もマジックのネタを知るのと同じように自分自身で『理解』さえしてしまえば、それほど不安じゃなくなるのではないでしょうか?
わかりますかね??
ちょっと難しいですね。
一番大変なのはブチ壊すこと
要するに『からだが痛むのにもタネと仕掛けがある』ということですね。
マジックのタネを暴くよりは多少難しいかもしれませんが、結局どちらも人間のやってることなので人間であれば理解できると思います。
特別な医学の知識がなくても、きちんとあたまで理解することができると思うのですが…
それにはいままで生まれてこの方、築き上げてきた概念?信念をブチ壊さないといけません。
それが一番、大変なのです。
しかしですね、マジックのタネもよくよくわかりやすく説明してもらえば「なぁ~んだ!そんなことなのね!?」という意外と簡単な仕掛けも多いですよね。
「痛みの仕組み」も、いままでの考えからちょっと…いやだいぶ見方を変えると、そのタネがわかります。
要は「タネの仕組み」が問題というよりは、自分の見る角度が大切なのです。
少しだけ角度を変えると、そのタネの仕組みが全部見えて丸裸状態になるわけですから…
変えるのはやり方ではなくて「視点」なんですね、ここ大切。
じんぼ的「痛みとマジック」まとめ
かなり難解でつっこんだ内容になりました。
2回か3回、読んでもらえればご理解いただけると思うのですが…
わからないことなどありましたら、お気軽に問合せください。