まず治療者が幸せでないと、患者さんを幸せにできません。

先日は【腰痛学校コミュニケーション講座~臨床編】東京1期の初日でした。
参加人数が少なかったので、特にカウンセリングの実習では心の深い部分のお話をできたのではないかと思います。
その後の懇親会でも、「自分にウソをついている感覚」「でも生活のために」「それはそれで尊敬できること」などという話題がでました。
多くの治療者さんを見ていて、「食べていけなくなるかも?」「生活水準を落としたくない」「周りの治療者と比べてしまう、そして落ち込む」など、こころの底に不安や恐怖心を抱えているんだろうな、でも、見ないようにフタをしているんだろうなあと感じることがあります。
まず治療者が幸せでないと、患者さんを幸せにできません。
そのために、自分の本音を知ることはとても役に立ちます。
東京1期の参加者が少なかったことで、私自身も改めて誰に何を伝えたいのかを考えるいい機会になりました。
うまく行かないことは一見、マイナスのように感じがちですが、それは変化のきっかけでもあります。
病気や症状も同じです。
一見、マイナスの出来事ですが、それをきっかけに、「我慢をしているのでは?」「本当は嫌なのでは?」「じゃあどうだったらいいの?」「どうしたいの? どう生きたいの?」
こんな風に考えるいい機会だと私は思っています。
そして、私は、患者さんが「病気や症状」を生かして、より幸せな人生が送れるようお手伝いできる治療者でありたいし、そういう治療者が増えるようお手伝いをしていきます。
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