腰痛の方へ。あなたのわからないを伝えることが大切。

みなさん、こんにちは。奥野ゆうです。
今日はいきなり引用からスタートです。
人間は自分の主観というフィルターを通してでしか物事を理解することができないんです。すべての人間の認知はゆがんでいて、そして、ひとりの人間の視野はとても狭い。専門家であればなおさら、長年の経験からその認知のゆがみは固定されます。ゆがんだ認知と小さな視野で知りえた知識や情報を寄せ集めたところで、全体像は見えないんですよ。
みなさんご存知、『人生を変える幸せの腰痛学校』から引用させてもらいました。
腰痛に限らずどのようなことにも共通して言えることだと思うのですが、いかかでしょうか。
僕はマッサージ師の国家資格を持っているので、一応その方面の専門家です。
「専門家ほど認知のゆがみは固定される。」
その通りです。もう、どストライクです。
専門家として研鑽すればするほど、気をつけていかなければならないことです。
ひとつの世界にハマればハマるほど、一般の方の感覚がわからなくなっていくのです。
コミュニケーションのずれをなくすために必要なこと
腰痛でお困りの方が、いわゆる先生と話すときに意識した方が良いことがあります。
それは、この人は「私のわからないをわかってくれているのだろうか。」ということです。
専門家って、自分の知っていることを相手がどのくらい知らないかをわかっていない方が多いです。
わかりやすいように説明しているつもりでも、相手にとってはちんぷんかんぷんだったりします。
僕の場合、パソコンの操作について詳しい人に聞いても返ってきた答えが全然わからなくて、余計に混乱した経験があります。
なので、専門家は相手がどのくらいわからないかを理解する、わかりやすい説明をするスキルが大切になります。
それと同じように、クライアント側は、「わからない」ということを伝えるスキルが大切です。
このことを双方が意識するだけで、お互いにとって優しい間が生まれると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。